古着の値段が意味わからん!高い理由5つを本音で解説

アイキャッチ画像はAIで生成しているため、LOGUEの店内というわけではありません。

つるけん
LOGUEオーナー
SEOコンサルタント&古着屋LOGUEのオーナーという二足のわらじで活動中。学生時代に読んだCHOKi CHOKiがキッカケで古着にハマり始める。70〜80年代のアメリカ古着、1900年代初頭のフランス古着が大好物。

古着屋で「これ中古なのになんでこんな高いの?意味わからん」と思った経験、ありませんか?

実は古着の価格には、新品とはまったく違う独自のロジックが働いています。

この記事では、古着が高い理由を本音ベースで徹底解説。さらに値段が妥当かを判断するチェックポイントや、店によって価格が違う裏側まで公開します。

読み終わるころには「意味わからん」が「欲しい!」に変わっているはず。

目次

古着が意味わからんほど高い!その理由5つ

古着の値段が高い理由、気になりますよね。

実はちゃんとした理由があるんです。おもな理由は次の5つ。

古着が意味わからんほど高い!その理由5つ
  1. ヴィンテージは希少価値が桁違いだから高い
  2. 1点もので需要が高いから値段が跳ね上がる
  3. 現代では再現不可能な品質や素材
  4. 海外から輸入するコストが意外と馬鹿にならない
  5. バイヤーの目利き料や手間賃

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ヴィンテージは希少価値が桁違いだから高い

まず知っておいてほしいのが、古着の中でも「ヴィンテージ」と呼ばれるものは別格だってこと。

70年代以前のアイテムや、すでに廃盤になった名作モデルは、市場に出回る数が圧倒的に少ないんです。たとえば60年代のLevi’s501や、90年代のパタゴニアのフリースなど。

今ではもう生産されていないモデルなので、欲しい人が多いのに供給が追いつかない。経済の基本でいえば「需要>供給」のとき価格は上がる、というわけです。

さらに状態のいいものとなると、世界中のコレクターが狙っているため、驚くような値段がつくことも。希少性こそが古着の価値を決める最大の要因なんです。

1点もので需要が高いから値段が跳ね上がる

新品の服は同じデザインが何千着も生産されますが、古着は基本的に1点もの。同じモデルでも色褪せ方や使用感が異なり、まったく同じものは2度と手に入りません。

この「唯一無二感」が、ファッション好きの心を強く刺激するわけです。

最近では、SNSで話題になったアイテムの需要が一気に高まり、値段が急上昇するケースも。インフルエンサーが着ていた古着のスウェットが、翌週には倍の値段になっていた、なんてこともザラにあります。

希少性と需要のかけ算で、価格はどんどん上がっていくんですよね。

現代では再現不可能な品質や素材

昔の服は、今では考えられないほど丁寧に作られているものが多いです。

ヴィンテージならではの品質例がこちら。

  • 70年代のデニム:今は使われていないシャトル織機で織られた独特の風合い
  • 当時の染料:環境規制が緩く、今では使用制限されている染料や加工方法
  • 縫製技術:糸の太さ、ボタンの素材まで、コストを度外視した作り

こうした「もう二度と作れない品質」が、古着の価値を押し上げているんです。

新品では絶対に手に入らない質感や風合いに、高いお金を払う価値があると考える人が多いわけですね。

海外から輸入するコストが意外と馬鹿にならない

日本の古着の多くは、アメリカやヨーロッパから輸入されています。

その場合、バイヤーが現地に飛んで倉庫やフリーマーケットを回り、大量の服を船便や航空便で日本へ輸入するという流れ。

その輸入の際に、以下のようなコストがかかります。

  • 船便・航空便代
  • コンテナ代
  • 宿泊費
  • 関税
  • 通関手数料
  • 保険料
  • 為替レートの変動による価格差など

1着あたりに換算すると数百円かもしれませんが、それでも価格に上乗せせざるを得ません。「中古なのに高い」と感じる背景には、こうした国際物流のリアルなコストが隠れています。

バイヤーの目利き料や手間賃

古着屋のバイヤーって、山のような服の中から価値あるアイテムを見つけ出すプロ。以下のようなスキルや作業が必要です。

  • 年代の見分け方
  • ブランドの真贋判定
  • トレンド予測
  • 買い付け後の洗濯・補修・アイロンがけ

この「目利き力」と「手間賃」が、古着の価格に入ってるわけです。

素人が見たらただの古いTシャツでも、プロの目には数万円の価値があるヴィンテージ品に見える。その専門性に対する対価だと思えば、納得できる部分も多いはず。

古着の値段が意味わからんときのチェックポイント3つ

古着屋で「なんでこんなに高いの?」って思ったとき、確認すべきポイントが3つあります。

古着の値段が意味わからんときのチェックポイント3つ
  1. 年代とブランド
  2. コンディション表記
  3. 店員に直接聞く

これだけで値段の理由がほぼ分かりますよ。順番に見ていきましょう。

年代とブランドをまずチェック!これで9割わかる

古着の価格を左右する最大の要素は、「いつ作られたか」と「どこのブランドか」の2点。タグを見れば、だいたい年代がわかります。

年代価格傾向
70年代以前高額
80年代やや高額
90年代比較的安価

たとえばLevi’s(リーバイス)なら、赤タグ(赤タブ)の形状や文字のフォントで年代を特定できます。

「LEVI’S」のeが大文字のモデル(60年代後半〜70年代前半)は、小文字のモデルよりも価値があり高額。「80s Levi’s 501 MADE IN USA(80年代のアメリカ製)」は希少価値があるなど。

ブランドも重要で、パタゴニアやノースフェイス、ラルフローレンなどの人気ブランドは、古着でも値段が下がりにくいんです。

逆に無名ブランドなら、どんなに状態が良くても安めの設定になります。この2つをチェックするだけで、その値段が妥当かどうか、かなり判断できますよ。

コンディション表記を見落とすな!状態で数千円変わる

コンディション(状態)も重要。同じデザインの古着でも、状態で値段が全然違います。

以下は、よくある状態表記と価格帯の例です。

表記意味価格帯
・DEADSTOCK
・デッドストック
未使用品、タグ付き最高値
・EXCELLENT
・Aランク
ほぼ新品、使用感ほぼなし高め
・GOOD
・Bランク
多少の使用感あり、目立つダメージなし標準
・FAIR
・Cランク以下
使用感あり、小さなダメージあり安め

DEADSTOCKとFAIRでは、同じアイテムでも数千円から数万円違うこともあります。「高いな」と思ったら、コンディション表記を必ず確認してください。

逆に状態がいいなら、その値段も納得できるはずです。

ネットで買うときは、写真だけじゃなくて説明文もちゃんと読んでくださいね。シミ、穴、色褪せ、ほつれの有無は絶対確認しましょう。

店員に「なんで高いんですか?」って聞くのが1番早い

結局のところ、疑問に思ったら直接聞くのが最も確実で早い方法です。

良心的な古着屋なら、希少なツアーTだから、廃盤ブランドだから、状態が抜群にいいから…など、価格の根拠を説明してくれます。

むしろ、そういう質問に喜んで答えてくれる店こそ、信頼できる店だと言えるでしょう。逆に曖昧な答えしか返ってこなかったり、面倒くさそうな態度を取られたりする店は、避けたほうが無難。

店員との会話を通じて、古着の知識も深まりますし、掘り出しものを教えてもらえることもあります。

古着屋の店員は基本的に古着好きなので、質問されると嬉しくて熱く語り出す人も結構いますよ。恥ずかしがらずに、どんどん質問してみてくださいね。

同じ古着でも値段が違う理由は「仕入れルート」にあり

同じブランド、同じ年代の古着なのに、店によって値段が全然違うことってありますよね。

その理由の大部分は、「どこから、どうやって仕入れたか」にあるんです。仕入れルートによってコストが変わって、それがそのまま販売価格に反映されます。

古着のおもな仕入れルートは次の4つ。

同じ古着でも値段が違う理由は「仕入れルート」にあり
  1. 倉庫直仕入れ
  2. スリフトやフリマ
  3. 日本の卸業者
  4. ディーラー買い取り

この順番で、だんだん値段が高くなっていくイメージです。ここでは古着業界の仕入れの裏側をのぞいてみましょう。

古着のおもな仕入れルートを紹介

それぞれの古着の仕入れルートにはメリット・デメリットがあり、どのルートを選ぶかで仕入れコストが大きく変わります。

仕入れルートコストメリットデメリット
倉庫直仕入れ1番安い大量仕入れ可能渡米が必要、契約必須
スリフト・フリマ比較的安い掘り出しものあり効率が悪い、時間かかる
日本の卸業者やや高い手軽、リスク低い卸業者のマージン上乗せ
ディーラー買い取り高い上質なアイテム仲介が多い分高額

基本的なルールとして、仲介が増えるほど値段は上がります。中間業者が入るたびに、それぞれがマージンを乗せていくからです。

倉庫直仕入れが1番安いけど誰でもできるわけじゃない

仕入れルート特徴
倉庫直仕入れ・大量買い付けで単価が低い
・資金力と経験が必要

1番コストを抑えられるのは、アメリカの卸専用倉庫(ウェアハウス)から、キロ単位やコンテナ単位で大量に仕入れる方法です。

仲介業者を通さず直接仕入れられるから、大量に安く買い付けできます。1着あたりの単価が数百円になることもあって、利益率も高いんです。

ただしこの倉庫は、契約した業者しか入れません。しかも渡米するための飛行機代、滞在費、時間…全部かかります。さらに輸入手続きや通関、大量在庫の保管スペースも必要になるので、資金力と経験がないと手を出せません。

小規模の古着屋にはハードルが高い。だからこそ、このルートで仕入れている大手の古着チェーンは、比較的リーズナブルな値段設定ができるってわけですね。

スリフトやフリマは安いけど効率が悪すぎる

仕入れルート特徴
スリフト・フリマ・掘り出しものが見つかる
・時間と労力がかかる

現地のスリフトショップ(日本でいうリサイクルショップ)やフリマを回って、1点1点手に取って選ぶ方法。これは誰でもできますし、掘り出しものが格安で見つかることもありますが、とにかく時間と労力がヤバいです。

何十軒も回って、やっと数着見つかるとか普通にあります。しかもほかのバイヤーも同じことをしているので、タイミング次第では何も見つからないことも。

しかも移動費とか宿泊費も自腹なので、トータルで見るとコスパは微妙なんですよね。

ただしこの方法なら、ほかの店が持ってないような1点ものとか、レアなヴィンテージ品に出会える可能性があります。その分、店頭価格も高めになる傾向。

効率は悪いけど、ロマンとこだわりを追求するバイヤーが選ぶルートって感じですね。趣味と実益を兼ねた小さな古着屋はこのスタイルが多いかもしれません。

日本の卸業者から仕入れると楽だけど値段は高め

仕入れルート特徴
日本の卸業者・手間は省ける
・中間マージンが上乗せで割高

日本国内には、海外から古着を輸入して国内の古着屋に卸す専門業者が存在します。

このルートを使えば、

  • 自分で海外に行く必要がない
  • 時間がかからない
  • 言葉の壁もない
  • 在庫リスクも少なくて済む

といったメリットがあるので楽です。しかし当然、卸業者のマージンが上乗せされるため、仕入れ値は高くなります。

さらに競合他社も同じ卸から仕入れるため、商品が被りやすくて、差別化が難しいというデメリットも。

とくに駆け出しの古着屋とか、副業で古着転売を始めたばかりの人は、このルートに頼りがちです。結果として、販売価格も高めに設定せざるを得なくなります。

楽さと引き換えに、価格競争力を失うリスクがあるわけですね。

ディーラー買い取りは高いけど上質なアイテムが手に入る

仕入れルート特徴
ディーラー買い取り・上質なアイテムが手に入る
・仕入れ値が高額

ディーラーとは、古着業界で長年の実績を持つ目利きのプロのこと。つまり「ディーラー買い取り」は、彼らが厳選した高品質なアイテムを、直接買い取る方法です。

ディーラーは自分の目と経験で価値ある服を選び抜いてるから、ハズレが少なくて、レアな掘り出しものも多いんです。ただし、その分仕入れ値は高くなります。

ディーラー自身もプロなので、安く売るつもりはないですからね。このルートで仕入れる店は、品質重視のセレクトショップとか、こだわりの強い専門店、ヴィンテージを扱う店など。

販売価格は高めだけど、その分アイテムのクオリティや希少性が保証されているので、ファッションにこだわりたい層には支持されてます。値段の高さには、それだけの理由があるってわけです。

古着の魅力は「意味わからん」から「欲しい!」に変わる瞬間

最初は「なんでこんなに高いの?意味わからん」って思っていた古着も、背景を知ればその価値が見えてきます。

古着の価値を生み出す要素をまとめると、

  • 希少性:市場に出回る数が限られてる
  • 品質:現代では再現できない素材や作り
  • ストーリー:年代やブランドの歴史
  • 唯一性:1点ものの特別感

この4つに集約されます。

まずは気軽に古着屋をのぞいてみましょう。そして、「意味わからん」から「これが欲しい!」に変わる瞬間を、ぜひ体験してみてください。

店員と会話しながら、年代やブランドの背景を学んで、少しずつ自分の目利き力を養っていく…その過程こそが古着の醍醐味です。

あなたにとって価値のある1着が、きっと見つかりますよ!

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この記事の監修者

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SEOコンサルタント&古着屋LOGUEのオーナーという二足のわらじで活動中。学生時代に読んだCHOKi CHOKiがキッカケで古着にハマり始める。70〜80年代のアメリカ古着、1900年代初頭のフランス古着が大好物。

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