Our Story
物語を、纏う。
店名の由来と、LOGUEが信じていること。
ここに書き残しておきます。
「LOGUE」という名前について
Dialogue(対話)、Prologue(序章)、Epilogue(終章)。これらの言葉に共通する「-logue」は、ギリシャ語で「言葉・物語」を意味します。LOGUEはこの「-logue」から取りました。
古着は、誰かが何年も着て、洗って、直してきた服です。その服にはもう、誰かの物語が一つ刻まれている。次の人が袖を通せば、そこに続きが書き足されていきます。
LOGUEは、その物語の「あいだ」に立つ店として始めました。前の持ち主から受け取って、次の持ち主へ手渡す。それだけのことをやっている店です。
Philosophy
衣は、意になる。
朝、何を着るかで気分が変わる。これは誰もが経験していることだと思います。気合いを入れたい日にお気に入りのジャケットを羽織る。だらっと過ごしたい日にクタクタのネルシャツに袖を通す。服を選ぶ行為は、その日の「自分のあり方」を選ぶ行為でもあります。
古着の場合、そこに「誰かの時間」が加わります。生地のフェード、襟元の馴染み、丁寧に当てられたリペアの跡。前の持ち主が積み重ねた時間が、自分の今日と少しだけ重なる。その重なりが、自分の意志を後押ししてくれる感覚があります。
「衣は、意になる。」LOGUEはこの考えを軸にしています。
Mission
一着と向き合う、静かな時間を届ける。
古着屋に行くと、混雑していたり、店員に話しかけられたり、BGMが大きかったり。「もう少し静かに選びたいだけなのに」と思うことが何度もありました。同じことを感じている人は、他にもいるはずだと思っています。
LOGUEは完全予約制です。同じ時間帯に他のお客さんはいません。BGMも控えめにしています。手に取って、生地を触って、袖を通して、自分の感覚で「これだ」を確かめる時間を、ここで用意しています。
急かしません。押し売りもしません。「一着と向き合う、静かな時間」を届けることが、LOGUEが果たしたい役割です。
Vision
忘れかけていた自分のスタイルを、一着から。
仕事に追われ、家庭の時間に追われ、気がついたら無難な服ばかりが並ぶクローゼットになっていた。30代・40代になると、そういう人は少なくないと思います。
無難な服が悪いわけではありません。ただ、たまには「自分が本当にいいと思える一着」を手に入れて、それを毎日着るだけで、暮らしの解像度が少し変わります。
LOGUEが目指しているのは、忘れかけていた「自分のスタイル」を、一着の古着から取り戻すきっかけになることです。
Values
LOGUEイズム
LOGUEが大切にしている、7つの行動指針です。
仕入れも、接客も、この基準で判断しています。
1. ときめかないなら、買わなくていい。
直感が、最初の基準です。理屈で納得させて買った服は、結局あまり着なくなります。手に取った瞬間の「これだ」を大切にしてください。それが無いなら、買わなくて大丈夫です。
2. ボロの向こうに、物語が見える。
傷もリペアも、誰かが着続けた証です。古着の面白さは、生地の向こうに、かつての持ち主の日常が透けて見えるところにあります。「汚い」ではなく「時間が残っている」と見える人に、LOGUEの服は届きます。
3. 身の丈でいい。
高ければいい服でも、珍しければいい服でもありません。自分の暮らしに自然に馴染む一着を選ぶこと。それが結局、いちばん長く付き合える服になります。
4. 一着を、育てよう。
服は、買った日がゴールではありません。着込んで、洗って、必要なら直して、5年・10年と付き合っていく。そうして育てた一着は、最初に手にしたときより、もっといい顔をしています。
5. 流行は追わない。普遍を選ぶ。
ロゴより素材、タグより生地。10年後も変わらない価値があるかどうか。LOGUEはその基準で仕入れています。流行は、追わなくていい。
6. 媚びない。自然体で。
接客も、仕入れも、生き方も。LOGUEは、飾らない。
7. 自分の基準が、いちばんかっこいい。
周りの評価でも、ブランドの知名度でもなく、「自分がいいと思うかどうか」。その基準を持てる大人は、それだけでかっこいいと思っています。
Rogue ── はぐれ者の、隠れ家。
LOGUEという名前には、「-logue」の物語に加えて、もうひとつの意味を重ねています。「Rogue(ローグ)」── 群れから少し離れて、自分の感覚で動く人のこと。
古着に惹かれる人には、どこか「人と被りたくない」気質があると思っています。流行の真ん中じゃなく、少しズレた場所で、自分の感覚で服を選びたい。自分自身がそうだったので、よくわかります。
反体制でもないし、若者向けというわけでもありません。ただ、自分のペースで一着と向き合いたい人。年齢も、家族構成も、職業も関係なく、そんな感覚を持つ人たちの「はぐれ者の隠れ家」として、新潟・沼垂に開きます。
