「古着に興味はあるけど、正直ちょっと気持ち悪い」そう感じているあなたは決して少数派じゃありません。
誰が着ていたか分からない不安、古着屋特有の匂い、衛生面への抵抗感。こうした感覚には明確な理由があります。
この記事では、古着に対する生理的な抵抗がなぜ生まれるのか、その正体を明らかにしつつ、気持ち悪さを完全に消すための選び方と購入後のケア方法をお伝えします。
読み終わる頃には、古着への見方がきっと変わっているはずです。
「古着が気持ち悪い」と感じてしまう4つの理由と背景

古着に興味はあるけど、どうしても抵抗感がある。そんな気持ち、すごく分かります。
実は多くの人が同じような感覚を持っていて、それには以下のようにちゃんとした理由があるんです。
- 理由①「誰が着ていたか分からない」という心理的な抵抗感
- 理由②古着屋特有の「あの匂い」が気持ち悪い
- 理由③衛生面への不安(ワキガや病気はうつるの?)
- 理由④価値観の問題:「古着=貧乏くさい」という偏見
まずは、なぜ「気持ち悪い」と感じてしまうのか、その正体を明らかにしていきましょう。
理由①「誰が着ていたか分からない」という心理的な抵抗感
古着に対するもっとも大きな抵抗感は、見知らぬ他人が着ていた服を身につけることへの心理的なハードルなんですよね。これは、日本人特有の清潔感や所有意識の強さが影響してます。
新品の服なら自分が最初の持ち主ですけど、古着は次のような情報が全く分からないんです。
- 誰が着ていたのか
- どんな場面で使われていたのか
- どのくらいの期間着用されていたのか
この「未知」の部分が、漠然とした不安や気持ち悪さにつながっちゃうんです。とくに肌着に近いアイテムほど、この抵抗感は強くなりますね。
家族や友人のお下がりなら平気でも、知らない人の服となると話は別。前の持ち主の生活習慣や価値観まで想像してしまって、心理的な距離を感じてしまうんですよね。
理由②古着屋特有の「あの匂い」が気持ち悪い
古着屋に入った瞬間に感じる、独特のあの匂い。これが苦手で古着を避けている人、けっこう多いんですよ。
あの匂いの正体は、長期保管による湿気やカビ、複数の衣類が混ざった匂い、そして防虫剤や消臭剤の化学的な香りが混ざったもの。店舗によっては換気が不十分で、その匂いが服に染みついていることもあります。
嗅覚って記憶と強く結びついているので、一度「古着=変な匂い」という印象を持つと、なかなか払拭できないんですよね。
ただ、この匂いは保管環境によるもので、服自体の問題ではないケースがほとんど。適切な洗浄と天日干しで、ほぼ完全に除去できる匂いなんです。
理由③衛生面への不安
「前の持ち主の汗や体臭が残っているんじゃないか」という衛生面の不安。これ、気持ち悪いと感じる大きな理由なんです。
とくに脇部分や襟元など、肌に直接触れる部分に対する抵抗感は強いでしょう。
結論からいうと、きちんとした古着屋で販売されている服は洗浄済みで、衛生面の心配はほぼゼロ。
- ワキガの匂い:プロの洗浄で除去される
- 汗や体臭:きちんとした古着屋では洗浄済みで心配不要
それでも、目に見えない汚れや菌への心配は、理屈じゃなく感覚的なもの。簡単には消えないのも理解できますね。
理由④価値観の問題:「古着=貧乏くさい」という偏見
「古着を着るのは経済的に余裕がない人」というイメージを持っている人も一定数います。これは世代や育った環境によって大きく異なる価値観なんですよね。
親世代には「お下がりは貧しさの象徴」という感覚が残っている場合もあって、その影響を受けて育った人は古着に対してネガティブな印象を持ちがち。
でも実際には、数万円から数十万円するヴィンテージアイテムも多くて、古着はむしろファッション感度の高さやサステナビリティ意識の表れとして評価される時代になってます。
海外セレブやファッショニスタが積極的に古着を取り入れているのも、その証拠。価値観のアップデートが必要なタイミングかもしれません。
すべての古着が気持ち悪いわけではない理由

「古着=気持ち悪い」というイメージ、実はかなり誤解されているんです。きちんとした古着には、以下のように新品にはない魅力や価値があります。
- きちんとした古着屋はプロの洗浄・検品を徹底してる
- ヴィンテージとユーズドの違いを理解すれば気持ち悪くない
- むしろ新品より品質が高い古着も存在する
ここからは、古着への見方が180度変わるかもしれない事実をお伝えしていきます。
きちんとした古着屋はプロの洗浄・検品を徹底してる
信頼できる古着屋では、仕入れた服を必ずプロの手で洗浄・消臭・検品してるんです。
- シミや破れ、ボタンの欠損などをチェック
- 販売に適さないものは除外
- 業務用の洗剤や殺菌剤で徹底クリーニング
- アイロンがけやほつれの修繕
- 店頭に陳列
つまり、店頭に並んでいる古着は、プロの手で徹底的にメンテナンスされた状態なんですよね。これなら、新品を買うのと変わらない安心感があります。
大手の古着チェーン店や専門店では、この工程を標準化していて、どの商品も同じレベルの品質管理がされてます。
個人間取引のフリマアプリと違って、プロの目と手が入っている点が大きな違いですね。
ヴィンテージとユーズドの違いを理解すれば気持ち悪くない
古着には「ヴィンテージ」と「ユーズド」という2つのカテゴリーがあって、これを理解すると印象がガラッと変わります。
| カテゴリー | 一般的な定義 | 特徴 |
|---|---|---|
| ヴィンテージ | 製造から20〜30年以上経過した服 | ・現代では再現できない素材や縫製技術が使われている ・希少価値が高く、コレクターが高値で取引する |
| ユーズド | 単に使用済みの服 | ・数年前の服も含まれる ・比較的新しく、価格も手頃 |
ヴィンテージは「歴史的価値のある古いもの」であり、コレクターが高値で取引するほどの文化的資産なんです。
たとえば、1950年代のリーバイス501は100万円を超える価格で取引されることもあります。
この違いを知ると、古着への見方が「汚い服」から「価値ある一点もの」に変わるはず。時代背景や製造技術の歴史が詰まった服だと思えば、むしろ特別な存在に感じられますよね。
むしろ新品より品質が高い古着も存在する
意外かもしれませんが、古着の中には現代の新品服よりも品質が高いものが数多く存在するんです。
とくに1980年代以前のアメリカ製デニムやミリタリージャケットは、頑丈な生地と丁寧な縫製で作られていて、現代の大量生産品とは比較にならない耐久性を持ってます。
ファストファッションが主流になった今、低コストで大量生産される服は薄手で縫製も雑。一方、古いブランド品や職人が作った服は、何十年経っても形が崩れず、むしろ経年変化で味が出てくるんですよね。
たとえば、バーバリーのヴィンテージトレンチコートは、現行品よりも生地が厚くて縫製も丁寧。「長く使える本物」を求めるなら、品質の高いヴィンテージ古着は、価格以上の価値がある投資になります。
古着が気持ち悪いと感じなくなる選び方

抵抗感があるなら、選び方を工夫すればOK。最初から完璧に気持ち悪さをゼロにする必要はありません。
以下のように、段階的に慣れていく方法があります。
- 「クリーニング済み」タグがある店を選ぶ
- デッドストック・タグ付き新古品なら気持ち悪くない
- まずはアウターやバッグなど肌に触れないアイテムを
- オンライン古着屋で詳細な状態説明がある店を利用する
ここからは、古着初心者でも安心して選べる具体的なポイントを紹介します。自分に合った方法から、試してみてください。
「クリーニング済み」タグがある店を選ぶ
古着屋の中には、すべての商品にクリーニング済みタグをつけている店があります。これ、その店が衛生管理を徹底している証拠なんです。
タグには「洗浄済み」「検品済み」といった表示があって、消費者が安心して購入できるよう配慮されてます。
こうした店では、仕入れた服を必ずプロの手でクリーニングしてから販売しているので、匂いや汚れの心配はほぼありません。
初めて古着を買うなら、まずはこういった店を選ぶのが正解。店頭やオンラインショップの商品説明に「クリーニング済み」と明記されているかチェックしましょう。
大手チェーン店では、この表示が標準化されていることが多いです。逆に、個人経営の小規模な店では、クリーニングの有無が曖昧なこともあるので要注意ですね。
デッドストック・タグ付き新古品なら気持ち悪くない
デッドストックとは、製造されたまま一度も着用されずに保管されていた在庫品のこと。つまり、実質的には新品と同じ状態なんです。
値札タグが付いたままで、誰も袖を通していないので、古着特有の「誰かが着ていた感」は一切ありません。
デッドストック品は、閉店したお店の在庫や、倉庫で長年眠っていた商品が流通しているもの。価格は通常の古着より高めですけど、新品同様の状態で手に入るのでコスパは抜群です。
- 値札タグが付いている
- 商品説明に「デッドストック」「未使用」と明記
- タグ付きの証拠写真がある
古着に抵抗がある人は、まずデッドストックから始めてみるのがおすすめ。とくにスニーカーやデニム、Tシャツなどは、デッドストック品が豊富に出回ってます。
まずはアウターやバッグなど肌に触れないアイテムを
いきなり肌に直接触れるTシャツやシャツに挑戦すると、抵抗感が強くて挫折しがち。最初は、肌に触れにくいアイテムから始めるのが賢明です。
- デニムジャケット、カバーオールなどのアウター
- バッグ
- ベルト
- 帽子
- スカーフ
こうしたアイテムなら、古着特有の抵抗感を感じにくくて、むしろヴィンテージならではの風合いを楽しめます。段階的に慣れていくことで、徐々に古着への心理的なハードルが下がっていくはず。
アウターは前の持ち主の着用回数が少ないことも多く、思わぬ美品に出会えるチャンスが高いんです。まずは、冬物のコートやジャケットから挑戦してみてください。
オンライン古着屋で詳細な状態説明がある店を利用する
実店舗に行くのが不安なら、オンラインの古着屋を活用しましょう。優良なオンラインショップでは、商品ごとに詳細な状態説明や複数枚の写真が掲載されてます。着用感、色褪せ、ダメージの有無、匂いの状態まで丁寧に記載されているので、実物を見なくても判断しやすいんです。
また、返品・交換対応をしている店も多くて、万が一気に入らなければ返せる安心感があります。口コミやレビューも参考にできるので、信頼できる店を見つけやすいのもメリットですね。
自宅でじっくり商品情報を見られるオンラインショップなら、店員さんの視線を気にせず選べます。
大手のオンライン古着屋では商品写真が10枚以上掲載されていることもあって、細部まで確認可能。購入前にチャットで質問できるサービスがあれば、ぜひ活用してください。
古着が気持ち悪いという感覚を消す3つの対策

古着を買ったあとに自分でできるケアをすれば、気持ち悪さは完全に消えます。新品のように自分のものにする方法があるんです。
- 対策①購入後は必ず自宅で再洗濯・クリーニングする
- 対策②天日干しと消臭スプレーで匂いを完全に除去する
- 対策③お気に入りの柔軟剤や香水で「自分の香り」にする
ここでは、購入後に実践すべき3つの対策を具体的に解説します。この3ステップで、古着は完全にあなたのものになりますよ。
対策①購入後は必ず自宅で再洗濯・クリーニングをする
古着を買ったら、どんなにきれいに見えても必ず自宅で洗い直しましょう。店でクリーニング済みでも、自分の手で洗うことで心理的な抵抗感がグッと減るんです。
洗濯表示を確認して、水洗いできるものは洗濯機で、デリケートな素材はクリーニング店に出すのがベスト。洗剤は除菌効果のあるものや、酸素系漂白剤を使うとより安心です。
レザーやウールなど水洗いできないものは、専門のクリーニング店で相談してください。
自分で洗うことで「もう他人の服じゃない」という感覚が生まれて、気持ちよく着られるようになります。
とくにTシャツやシャツなど肌に触れるアイテムは、念入りに2回洗濯するのがおすすめ。自分の洗剤で洗った服は、完全に自分のものになった実感が湧きますよ。
対策②天日干しと消臭スプレーで匂いを除去する
洗濯後は、必ず天日干しで乾かしましょう。太陽の紫外線には殺菌効果があって、匂いの原因となる菌を減らしてくれます。
- 風通しのいい場所で裏返して天日干し(2〜3時間が目安)
- それでも匂いが気になる場合は、除菌・消臭成分入りの消臭スプレーを使用
- スプレー後、再度風通しのいい場所で陰干し
- どうしても匂いが取れない場合は、重曹水に浸けてから洗う
重曹には消臭効果があって、頑固な匂いも中和してくれるんです。ただし、天日干しは長時間干すと色褪せの原因になるので注意してくださいね。
対策③お気に入りの柔軟剤や香水で「自分の香り」にする
最後の仕上げとして、自分の好きな香りをつけましょう。洗濯時にお気に入りの柔軟剤を使えば、服に自分の香りが定着します。また、着用前に少量の香水やファブリックミストをスプレーするのも効果的です。
こうすることで、古着が完全に「自分のもの」になって、他人が着ていたという感覚が消えていくんですよね。
香りは記憶と強く結びついているので、自分の好きな香りにすることで、その服への愛着も湧いてきます。
柔軟剤は、香りが強すぎないものを選ぶのがポイント。ふんわりと香る程度が、ちょうどいいバランスです。
この最終ステップを踏むことで、古着特有の気持ち悪さは完全にゼロになり、お気に入りの1着として長く愛用できるようになりますよ。
古着は気持ち悪い?選び方次第で魅力に変わる!

古着に対する「気持ち悪い」という感覚は、誰が着ていたか分からない不安、匂い、衛生面への心配、そして価値観の違いから生まれるもの。
でも、きちんとした古着屋はプロの洗浄と検品を徹底していて、実際には新品と変わらない清潔さを保ってるんです。
最初はクリーニング済みタグのある店や、デッドストック品、肌に触れないアウターから始めてみてください。購入後は自分で洗濯して、天日干しと消臭スプレーで匂いを除去し、お気に入りの香りをつければ完全に自分のものになります。
段階的に慣れていけば、古着は「気持ち悪いもの」から「唯一無二の相棒」に変わるはず。サステナブルで、自分だけのスタイルが作れる古着。まずは1着、試しに手に取ってみてはいかがでしょうか?


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