LOGUEへの100の質問

お客さまからよくいただく質問と、店主からの答えを100問ぶん置いています。知りたいことから、どうぞ。

LOGUEという店の基本9問
A1LOGUE(ローグ)とはどんな店ですか?

新潟市中央区沼垂のヴィンテージ古着屋です。1950〜80年代のヨーロッパとアメリカのワークウェアを中心に、ブロカントの雑貨も少しだけ並べています。今のところ、棚はユーロが中心です。完全予約制で、同じ時間帯にお迎えするのは1組だけ。12坪の小さな店を、店主の鶴巻(つるけん)と、休日に店番をする妻のかなえ、夫婦ふたりで営んでいます。

A2「LOGUE」という店名にはどんな意味がありますか?

プロローグ・エピローグ・モノローグ・ダイアログ。物語には序章と終章があり、独白があり、対話があります。「-logue」という語そのものに「物語」「語る」という意味があります。古着にも、それを扱う店にも、それを着てきた人にも、それぞれの物語があります。お客さんと服が対話する時間、店と人が対話する時間。そういう場でありたくて、この名前にしました。もうひとつ、LをRに変えると「ROGUE(ならず者・はぐれ者)」になります。古着が好きな人って、どこか少し捻くれた、いい意味でのはぐれ者が多いんじゃないでしょうか。表と裏、両方の意味を込めた名前です。

A3コンセプト「物語を、纏う」とは何ですか?

服そのものではなく、服に刻まれた時間を着る、という考え方です。色落ち、ヨレ、リペアの跡。それらは前の持ち主の暮らしと、生地が経てきた時間の痕跡です。新品にはない、この情報量こそが古着の本体だと思っています。一着を選ぶことは、その物語を引き継いで、次の時間を一緒に重ねていくこと。LOGUEはそうした服だけを並べる店です。

A4なぜ完全予約制なのですか?

「ゆっくり一着ずつ見たいだけなのに」と思った経験が、私自身に何度もあったからです。混雑していて、店員に声をかけられて、BGMが大きくて。臆病者なので自分から相談できず、かといって積極的に接客されるのも苦手という、なんとも天邪鬼な性格でした。だからLOGUEは1組ずつお迎えする形にしました。話したい人とは話す、接客が苦手な人には最小限のやり取りで。来てくれた一人ひとりと、じっくり関係性を築きたいという思いからです。

A5どこにありますか?(場所・アクセス)

〒950-0076 新潟県新潟市中央区沼垂西1丁目4-18 カスターノビル2F 201号室です。JR新潟駅万代口から徒歩約20分、バスなら「沼垂四ツ角」で降りて徒歩4分。無料駐車場が2台あります。Googleマップで「カスターノビル」と検索してください。建物の2階が店舗です。

A6どんな人に来てほしいですか?

ふたつの方を思い浮かべています。ひとつは、古着を長く着てきて、生地や年代で一着を語れる方。「ブランドより、生地で選ぶ」という選び方に共鳴してもらえる方です。もうひとつは、夫婦やふたりで、静かに服と向き合う時間を探している方。「若者向けの古着屋は入りにくい」と感じてきた方にも、安心して扉を開けてほしいと思っています。詳しさは問いません。一着を前に立ち止まれる方なら、誰にでも合う店です。

A7他の古着屋と何が違いますか?

完全予約制で1組ずつお迎えすること、ブランドやタグではなく生地・縫製・着込みの跡で一着を選んでいること、店主と妻の夫婦ふたりで営む12坪の小さな店であること。この3つが大きな違いです。量で勝負する店ではありません。1点ずつ目利きした服を、ゆっくり見て、着て、確かめてもらうための場所です。

A8LOGUEが大切にしている価値観は?

「衣は、意になる」という考えを中心に置いています。服を纏うことは、自分の在り方を選び直すこと。だからLOGUEは押し売りをしません。何も買わずに帰っても大丈夫です。一着を選ぶ判断は、お客さん自身のもの。私たちは、その判断を急がせず、静かに支える役回りでいたいと思っています。

A9古着屋なのに、なぜSEOの仕事をしている人が店をやるのですか?

本業はフリーランスのSEOコンサルタントで、企業のウェブサイトを検索で見つけてもらえるように支援する仕事を続けてきました。古着には20年通ってきましたが、買う側としてです。それでも店を持つことにしたのは、「自分が長年探していた古着屋が、どこにも無かった」からです。静かで、急かされなくて、店主が服の背景を語れる場所。無いなら自分でつくるしかない、と思いました。本業のSEO・マーケティングの知識は、LOGUEを長く続けるための土台として活きています。

店主つるけんのこと10問
B1店主はどんな人ですか?

鶴巻健太(つるけん)、1989年新潟生まれの37歳です。本業はフリーランスのSEOコンサルタントで、企業のウェブサイトを検索で見つけてもらえるように支援する仕事を続けてきました。古着歴は20年。沼垂で完全予約制のLOGUEを、休日に店番をする妻のかなえと二人で営んでいます。口下手なほうですが、服の話になると止まらなくなります。

B2なぜ古着屋を始めようと思ったのですか?

「自分が長年探していた古着屋が、どこにも無かった」からです。静かで、急かされなくて、店主が服の背景を語れる場所。月に何度でも通いたい店があれば良かったのですが、見つけられませんでした。それなら自分でつくるしかない、と思いました。LOGUEはそんな出発点から始まっています。

B3古着にはまったきっかけは?

中学3年生のとき、床屋で何気なく手に取った雑誌『CHOKi CHOKi』です。誌面に並んでいた古着のスタイルに目が止まりました。みんなが新品の量販服を着ていた時代に、ヨレた生地と色落ちしたデニムが、なぜか格好よく見えたんですよね。その足で友人を誘って新潟・古町の古着屋に行ったのが、すべての始まりです。

B4古着歴はどれくらいですか?

中学3年生から20年です。途中、フランスのモールスキンに惹かれた時期、アメリカの70〜80sを掘っていた時期、いったん離れた時期もありました。それでも結局、自分のクローゼットには古着が並んでいます。

B5好きな年代・ジャンルは?

フランスの古いモールスキンと、70〜80sアメリカ古着のストア系ワークウェアです。J.C.PenneyやSearsなど、ブランドの名前で売る服ではない、働く人のための服が好きで集めてきました。リペアの入ったジャケットやパンツはとくに好きです。「汚い」ではなく、「時間が残っている」と感じます。

B6SEOの仕事との二足のわらじは大変ではないですか?

完全予約制にしているので、両立できる形に設計しました。SEOの仕事は平日中心、店は予約が入った日にお迎えする。仕事と店が衝突しないように、最初から1組ずつの枠で組み立てています。本業のSEO・マーケティングの知識は、LOGUEを長く続けるための土台としても活きています。

B7接客で大事にしていることは?

聞き役に回ることです。こちらから強くおすすめすることはしません。服選びは本来「自分で納得して決めるもの」だと思っているからです。気になるものがあれば、ご自身のペースで手に取ってみてください。話したくなったら声をかけてくだされば、生地や年代の話はいくらでもできます。

B8休日は何をしていますか?

古いものを見て回ることが多いです。骨董市、古道具屋、古着屋。仕事と離れたところでも、結局は古物と話している時間が長くなります。妻のかなえと飲み歩いたり、たまに旅行に出ることもあります。

B9影響を受けた人・店はありますか?

これまで通ってきた古着屋の店主さんたちに、多くを教わりました。具体名は出しませんが、生地の見方、年代の見極め、リペアの読み解き、棚の作り方。そういう実地のことを、それぞれの店で少しずつ吸収してきました。一人の師匠というよりは、たくさんの店主から少しずつ受け継いだ感覚です。

B1010年後、自分とLOGUEをどうしたいですか?

まずは沼垂の店を、来てくださる一人ひとりと長く続けていくことです。そのうえで思い描いているのは、LOGUEの世界観を分かち合える別の店主に任せる姉妹店を、いつか出すこと。数を増やすこと自体が目的ではありません。10年後も、静かに一着と向き合える場所であり続けること。物理拠点が変わっても「物語を、纏う」という核は変えません。

LOGUEの哲学・これから10問
J1「物語を、纏う」に込めた思いは?

服そのものではなく、服に刻まれた時間を着る、という考え方です。色落ち、ヨレ、リペアの跡。それらは前の持ち主の暮らしと、生地が経てきた時間の痕跡です。新品にはない、この情報量こそが古着の本体だと思っています。一着を選ぶことは、その物語を引き継いで、次の時間を一緒に重ねていくこと。LOGUEはそうした服だけを並べる店です。

J2なぜ「完全予約制の隠れ家」にこだわるのですか?

私自身が「ゆっくり一着ずつ見たい」と思いながら、混雑した古着屋で気を遣う側だったからです。臆病で自分から店員に声をかけられず、かといって接客されるのも苦手という、なんとも天邪鬼な性格でした。だから1組ずつお迎えする形にしました。話したい人とは話す、苦手な人には最小限のやり取りで。来てくれた一人ひとりと、じっくり関係性を築きたいからです。

J3押し売りをしないのはなぜですか?

服選びは本来「自分で納得して決めるもの」だと思っているからです。横から「これ似合いますよ」と言われると、急に冷めてしまう経験を、私自身が何度もしてきました。だからLOGUEではお客さんのペースを最優先にしています。話したくなったら声をかけてくだされば、生地や年代の話はいくらでもできます。

J4LOGUEの理念(MVV)を教えてください。

Philosophyは「衣は、意になる」。Missionは「時を超えて受け継がれる衣服を、丁寧に届ける」。Visionは「忘れかけていた自分のスタイルを、一着から」。Valuesは「生地の声を聴く・身の丈でいい・一着に時間をかける」。服を纏うことは、自分の在り方を選び直すこと。その営みを支えるための言葉として、店全体の判断基準にしています。

J5たくさんのお客さんを集めようとは思わないのですか?

思っていません。LOGUEは同じ時間帯にお迎えするのが1組だけの店です。人数を増やすほど、一着とゆっくり向き合う時間は薄くなります。だからコラムや口コミで「この店、合うかも」と感じてくれた方に、自然にたどり着いてもらうやり方を選んでいます。Instagramで少額の広告を試すこともありますが、数を集めるためではなく、そういう方の目に触れるための小さな入口としてです。

J6それだけ推したい一着に出会った時、どうしていますか?

仕入れの現場で、たまに「これは絶対に欲しい」と思う一着に出会います。そんな時は、迷わず仕入れます。後で値段を考えるより、その瞬間の直感を優先する。一着の前で迷っている間に、別の人の手に渡ることもあるからです。値付けは持ち帰ってから、生地の状態と相場をじっくり見極めて決めます。

J7場所はずっとここでやるのですか?

今お借りしている沼垂のテナントには契約期間があるため、ずっとここで、とは言い切れません。ただ、LOGUEは「場所」ではなく「服と人との対話の場」を続ける店です。仮にテナントが変わる時が来ても、店の核は変わりません。

J8これからLOGUEはどうなっていきますか?

LINE会員さんとの関係を長く育てていくことを軸に、コラムを少しずつ積み上げていきます。中長期では、LOGUEの世界観を分かち合える別の店主に任せる姉妹店も考えていますが、急ぎません。今いるお客さん一人ひとりとの関係を大事にしながら、自然に広がっていく形でいたいと思っています。

J9AIを店舗運営に活用していると聞きました。本当ですか?

はい、活用しています。本業がSEOコンサルタントなので、データの整理、コラム執筆の補助、運営のオペレーション設計などに、AIを積極的に取り入れています。ただ、仕入れ・お客様対応・コラムの書き出し一文・商品の品質判断は、すべて私自身の手と目で行います。AIは実行を助けてくれる存在で、店の核となる判断は人間が握る、という線引きです。

J10LOGUEで買い物をすると、何が得られますか?

一着の服と、その背景の物語。それから、急かされない静かな時間と、店主との対話です。「自分のスタイル」を、お店から押し付けられるのではなく、自分の手で選び直す体験。何も買わずに帰っても、その時間自体が収穫です。「ここに来てよかった」と思える時間を、毎回大切にお迎えします。

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