Levi’s517を買おうか迷っているとき、ふと目にした「ダサい」という評判。気になりますよね。
実は517への評価は、着こなし方やサイズ選びで大きく変わります。この記事では、517が「ダサい」と言われる理由の真相や実際の評価、今っぽい着こなしのコツを解説します。
読み終えるころには、自分に517が似合うかどうか判断でき、安心して購入できるはずです。
- 517がダサいと言われる理由は、フレアシルエット=流行遅れという誤解や、サイズ選びの失敗による野暮ったさにある
- 実際はY2Kブームなどで再評価されている人気モデルであり、脚を長く見せる効果は他のモデルにはない魅力
- 似合わない原因の多くは「オーバーサイズ」や「裾の引きずり」にあるため、ジャストサイズを選ぶことが重要
- アメカジやウエスタンスタイルとの相性は抜群で、ブーツやボリュームのある靴と合わせることで今っぽい着こなしになる
- 1970年代のUSA製は希少性が高く、古着市場でもコレクターアイテムとして高値で取引されている
Levi’s517が「ダサい」と言われる3つの理由

結論からいうと、Levi’s517自体がダサいわけではありません。Levi’s517が「ダサい」と言われる背景には、以下3つの誤解や失敗があります。
- フレアシルエット=流行遅れと誤解されやすい
- サイズを間違えると野暮ったく見える
- 合わせ方次第で古臭い印象になる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. フレアシルエット=流行遅れと誤解されやすい
Levi’s517の最大の特徴は、ブーツカットとも呼ばれるフレアシルエットです。
1971年に「サドルマン・ブーツカット」として誕生したこのモデル。カウボーイがブーツを履いたまま脱ぎ履きしやすいように設計され、1970年代に人気を集めました。
しかし、2000年代以降はスキニーやテーパードなど細身シルエットが主流になったため、「フレア=古臭い」というイメージが定着。とくにファッションに詳しくない層からは、「時代遅れ」「おじさんっぽい」と敬遠されがちです。
ただ、これは単なる先入観にすぎません。近年は一部のファッション層を中心に、Y2Kブームやリバイバルトレンドの影響でフレアデニムが再評価されています。
むしろ、細身シルエット一辺倒だった時代から脱却し、シルエットの多様性を楽しむ流れが生まれているんですよ。
2. サイズを間違えると野暮ったく見える
Levi’s517が「ダサい」と言われる大きな原因の1つが、サイズ選びの失敗です。
517はフレアシルエットなので、サイズを大きめに選んでしまうと、全体的にダボッとしだらしない印象に。とくに以下のような場合、野暮ったい印象になりがちです。
- ウエストがゆるく、腰回りにシワが寄る
- ウエストが合っていても、股上が深すぎる
- 太ももがブカブカで、本来のフィット感が出ない
- 裾を引きずるほど長く、足元がもたつく
適切なサイズと裾丈の調整が、517を今っぽく見せるための必須条件です。
ヴィンテージデニムは、現代の基準とサイズ感が異なります。また、同じ517でも製造年代や工場によってフィット感は異なるため、表記サイズだけでなく『実寸(cm)』をしっかり確認するのが失敗しないコツですよ。
3. 合わせ方次第で古臭い印象になる
フレアデニムは、トップスやシューズとのバランスが重要なアイテム。ここを間違えると、簡単に「ダサい」と思われてしまいます。
Levi’s517と相性の悪いアイテムの例がこちら。
- オーバーサイズのトップス:全体がぼやけてメリハリなし
- 華奢なスニーカー:足元が貧弱に見える
逆に、ジャストサイズのトップスやタイトめなシャツ、ボリューム感のあるシューズを選べば洗練されたスタイルが完成します。足元をブーツやレザーシューズで引き締めるのもおすすめ。一気に今っぽい印象に変わりますよ。
着こなし次第で印象が大きく変わるのが517の面白いところです。
Levi’s517の本来の魅力と評価

ここまで「ダサい」と言われる理由を見てきましたが、実はLevi’s517には他のモデルにはない独自の魅力があります。
517の本来の魅力は以下の3つです。
- 脚をきれいに見せるブーツカット
- 501との違いと動きやすさ
- 希少性が高く古着市場で高評価
正しく理解すれば、自信を持って履けるデニムです。
脚をきれいに見せるブーツカット
Levi’s517のブーツカットシルエットは、脚のラインをきれいに見せる効果があります。
太もも周りは比較的すっきりとしぼられ、膝下から裾にかけてゆるやかに広がる形状。このシルエットは、脚全体を縦長に見せ、すっきりとした印象を与えてくれます。股上は程よい深さで、腰の位置を高く見せる脚長効果も抜群。
また、裾が広がることで足元に軽やかさが生まれ、重たくなりがちな秋冬コーデにも最適。ブーツと合わせれば、ウエスタンテイストの本格的なスタイルが完成します。
スキニーのような窮屈さがなく、スタイルの良さを両立できるのが魅力ですね。
501との違いと動きやすさ
Levi’sの定番モデルといえば501ですが、517との違いを理解しておくと選びやすくなります。
| 項目 | Levi’s517 | Levi’s501 |
| シルエット | ブーツカット(フレア) | ストレート |
| 股上 | やや深め(ハイライズ寄り) | レギュラー |
| フィット感 | 腰回りタイト、太もも周りすっきりした個体が多い | 腰回りにゆとりのある個体が多い |
| 印象 | カジュアル、アメカジ寄り | ベーシック、万能 |
517を選ぶべき理由は、501にはない独自の雰囲気と、足元のボリューム感をカバーできる点。とくにブーツを履く機会が多い人や、周りと差をつけたい人にはぴったりです。
また、太ももは比較的すっきりしていますが、膝下にゆとりがあるため、屈伸時の可動域は確保されています。
501のようなゆったり感とは違う、動きやすさと見た目のバランスが絶妙なんですよ。
希少性が高く古着市場で高評価
古着市場では、年代やディテール条件が揃ったLevi’s517が評価される傾向にあります。とくに1970年代〜1990年代前半のUSA製モデルは、生地の質感や色落ち、縫製ディテールが現行モデルと異なります。独特の風合いを楽しめるのが魅力です。
年代の見分け方としては、以下のポイントをチェックしましょう。
- タグの形状と記載内容(赤タブ、オレンジタブなど)
- ボタン裏の刻印(片面か両面か)
- 生産国表記(USA製、メキシコ製、アジア製など)
なかでもLEVI’S表記のビッグEタブが付く517は、1970年代初頭の移行期に生産された希少性の高いモデルです。流通量が少なく、コレクターからも高く評価されています。
また、古着屋やオークションでも流通量は501ほど多くなく、年代やディテール条件が揃った個体は希少性が高い傾向。状態のいい個体では、定価を上回る価格で取引されるケースもありますよ。
Levi’s517が似合う人・似合わない人

自分にLevi’s517が似合うかどうか、客観的に判断するためのポイントをまとめました。
- 【似合う可能性あり】身長高め・細身〜標準体型・アメカジ好き
- 【似合わない可能性あり】低身長・がっちり体型・シンプルコーデ派
ここでは、体型やファッションの好みから、517の相性を解説します。
【似合う可能性あり】身長高め・細身〜標準体型・アメカジ好き
Levi’s517が似合うのは、以下のような特徴を持つ人です。
- 身長:平均〜高め
- 体型:細身〜標準体型
- 好みのスタイル:アメカジ、ヴィンテージ、ウエスタン
- よく履く靴:ブーツ、厚底スニーカー
フレアシルエットはある程度の身長があったほうがバランスが取りやすいのが特徴。また、腰回りがタイトなデザインなので、細身の方のほうがシルエットがきれいに出ます。
また、アメカジやヴィンテージ、ウエスタンスタイルが好きな人にとっては、517は外せないアイテム。デニムジャケットやチェックシャツ、レザージャケットとの相性が抜群で、本格的なアメリカンスタイルが完成しますよ。
【似合わない可能性あり】低身長・がっちり体型・シンプルコーデ派
一方で、Levi’s517が似合いにくいのは、以下のような人です。
- 身長:低めで裾を引きずる
- 体型:がっちり体型(筋肉質、ぽっちゃり)
- 好みのスタイル:シンプル、ミニマル、モード系
- よく履く靴:華奢なスニーカー、ローファー
腰回りがタイトな作りなので、太めの体型だと窮屈に見えたり、シルエットが崩れたりする可能性があります。身長が低い場合は、裾上げ必須です。
フレアシルエットは存在感があるため、シンプルなコーディネートには馴染みにくいです。また、スキニーやテーパードに慣れている方は、最初は違和感を覚えるかもしれません。
ただし、これらはあくまで目安。最終的には自分が気に入るかどうかが一番大切です。
Levi’s517を今っぽく着こなす5つのコツ

「517を買ってみたいけど、古臭く見えないか心配…」そんな不安を解消するために、今っぽく着こなすコツを5つ紹介します。
- トップスはコンパクトにまとめる
- 裾丈は靴に軽くかかる長さに調整
- ウエストはジャストサイズを選ぶ
- カラーは濃いめのインディゴブルーか適度な色落ちを
- 小物で全体を引き締める
順番に解説していきます。
1. トップスはコンパクトにまとめる
フレアシルエットのボトムスには、トップスはタイトめ、もしくはジャストサイズが鉄則です。
オーバーサイズのトップスと合わせると、上下ともにダボッとして全体のバランスが崩れます。逆に、Yラインシルエット(上が細く、下が広い)を意識するとスタイリッシュに見えますよ。
たとえば、Levi’s517と合わせるなら、以下のような組み合わせがおすすめです。
- 白無地のタイトTシャツ+黒のレザージャケット
- チェック柄のネルシャツ(細身)+デニムジャケット
- グレーのタートルネック+ステンカラーコート
どれもトップスにボリュームを出しすぎず、517のシルエットを主役にする着こなしですね。
2. 裾丈は靴に軽くかかる長さに調整
Levi’s517の魅力を最大限に引き出すなら、裾の長さ調整が重要。ブーツやレザーシューズを履いたときに、裾が軽くかかるくらいの長さがベストです。
スニーカー合わせの場合は、裾を少し短めにカットして足首を見せるのもおすすめ。抜け感が出て今っぽく仕上がります。
裾上げは古着屋やリペアショップに相談すれば、適切な長さに調整してもらえますよ。
自分で裾上げする場合は、実際に履く靴を履いた状態で長さを決めましょう。その際には、「靴に軽くかかる」を意識するのがポイントです。
3. ウエストはジャストサイズを選ぶ
Levi’s517のサイズ選びでもっとも重視すべきはウエストのフィット感です。大きすぎるとシルエットが崩れ、小さすぎると窮屈で動きにくくなります。
試着の際は、ベルトなしで履いてみて、ウエスト部分に指が1〜2本入るくらいのゆとりがあるサイズを選びましょう。ウエストがぴったり合っていれば、腰回りのフィット感がきれいに出て、全体のシルエットが引き締まります。
また、太もも周りもチェックポイント。タイトすぎると動きにくく、ゆるすぎるとメリハリが出ません。しゃがんだときに少し余裕がある程度がベストですよ。
古着の場合、サイズ表記が現行モデルと異なることがあるため、実際に履いて確認することをおすすめします。
4. カラーは濃いめのインディゴブルーか適度な色落ち
今っぽく見せるなら、Levi’s517のカラーは濃いめのインディゴブルーか、適度な色落ちがある個体を選びましょう。
おすすめのカラー選びは以下の3パターンです。
- 濃いインディゴブルー・ブラック(初心者向け):落ち着いた雰囲気で万能
- 適度な色落ち(こなれ感重視):クリーンなアイテムと合わせて今っぽく
- ブラックデニム(モード寄り):引き締まって見えモード系にも対応
一方、薄いブルーやケミカルウォッシュの517は、1980〜90年代に流行した加工のため、年代感が強く出やすい傾向があります。
初めて517を選ぶ場合は、濃紺やブラックのほうが着こなしに取り入れやすく、失敗しにくいでしょう。
5. 小物で全体を引き締める
フレアデニムはカジュアルな印象が強いため、小物で引き締めるのがコツです。ベルトやシルバーアクセサリー、きれいめのバッグなどを投入すると、大人っぽさが増します。
- レザーベルト:腰回りを引き締めメリハリをつける
- レザーブーツ:統一感が出る
- 帽子・サングラス:こなれた印象に
- シルバーアクセサリー:アメカジと相性◎
- バッグ:カジュアルなバッグが相性◎
スニーカー合わせでもOKですが、その場合はレザー素材やスエード素材など、質感のあるものを選ぶのがコツですよ。
小物使いは、コーディネート全体の印象を左右する重要なポイントです。517のボリューム感に負けないよう、適度な存在感のあるアイテムを選びましょう。
Levi’s517の魅力を理解して自分らしく楽しもう
Levi’s517が「ダサい」と言われる理由は、フレアシルエットへの誤解や、サイズ選び・着こなしの失敗が大半。実際には、ヴィンテージ愛好家から支持され、着こなし次第で今っぽく仕上がるモデルです。
517を今っぽく着こなすには、以下の5つを意識してください。
- トップスはコンパクトにまとめる
- 裾丈は靴に軽くかかる長さに調整
- ウエストはジャストサイズを選ぶ
- カラーは濃いめのインディゴブルーか適度な色落ちを
- 小物で全体を引き締める
自分の体型やスタイルに合わせて調整すれば、517は十分に現役で使えるデニムです。周りと差をつけたいなら、ぜひ一度試してみてください。古着屋で実物を手に取り、サイズ感を確かめてから購入するのがおすすめですよ。


コメント