言葉のあとに続く、
終わらない物語のために。
「LOGUE」とは何か
Dialogue(対話)、Prologue(序章)、Epilogue(終章)、Monologue(独白)、Catalog(目録)。これらの言葉に共通する「-logue」は、「話すこと」「記すこと」「物語」を意味します。
LOGUEという名前は、特定の単語を指すものではありません。ひとつの物語を語り切るのではなく、いくつもの断片が、静かにつながっていくための余白としての言葉です。
そしてLOGUEは、服と向き合うための店です。急かされず、静かに見て、触れて、選べる時間を用意しています。
プロローグとエピローグの、あいだ
一着の服には、必ず誰かの時間が刻まれています。新品として手に取られた始まりがあり、着られ、直され、やがて手放される終わりがある。
けれど、ある人の終わりは、その服にとっての終わりではありません。次の誰かが袖を通した瞬間、また別の時間が、静かに始まります。
服が残る限り、時間は途切れない。LOGUEは、前の持ち主が刻んだ時間を受け取り、次の持ち主へと手渡す、その途中に立つ場所です。
服と、静かに向き合う
私が服を選ぶときに大切にしているのは、説明よりも、対話に近い感覚です。
タグの情報だけでなく、生地の表情や、リペアの跡、着込まれたことで生まれた癖。そうした痕跡から、この服が歩んできた時間を想像します。
LOGUEでは、ただモノを受け渡すのではなく、服に残った時間ごと、一度立ち止まって向き合いたいと考えています。
Rogue(はぐれ者)の、隠れ家。
LOGUEという名前には、もうひとつ、個人的な意味があります。
それは「Rogue(ローグ)」── はぐれ者、少し捻くれた存在。
流行や正解から少し距離を置き、自分なりの感覚で服を選んできた人。
古着が好きな人は、どこかそんな気質を持っているように思います。
ここは、派手に語らなくてもいい場所。
静かに、偏愛を持ち込める場所。
LOGUEは、そんな人たちが、
安心して立ち寄れる隠れ家でありたいと考えています。
